構造材 LVL

J-WOOD 地震に強い 長持ちの構造材

J-WOOD・LVL(Laminated Veneer Lumber)は、ウッドワンが開発した緊結金物工法である(J-WOOD工法)によって最も大きな力を発揮します。

J-WOOD工法は、従来の在来軸組工法のように通し柱に切り欠きが出来ない科学的で合理的な工法です。

J-WOOD LVL工法

JK金物

在来工法と同じく軸組によって構造体をつくるのですが、木材にLVL構造材(構造用単板積層材)を用い、従来の在来工法の弱点とされる接合部に金物を使用して、堅牢な構造体を可能にする新・在来工法です
柱脚部分のCK金物

耐用年数 300年

J・WOODの「フェノール接着剤」はVOCの発生をシャットアウト!

JASの国内最高基準 フォースターをクリア。

また、接着剤の耐用年数は300年以上の実験数値を満たしました。

LVLの安定した品質 ~ヤセやバラツキの少ないLVL~

木材は、乾燥材である程度強度が増します。通常、含水率は構造材で20%以下とされていますが、J-WOODは含水率8%~10%の乾燥材を使用しているため、乾燥収縮によるボルトや金具 の縮みや仕後部のすきがほとんど起こりません。そしてこの乾燥材をしよをしようして単板積層材(LVL Laminated Veneer Lumber)となってい るため「やせ」や「反り」「木口割れ」を防ぎ、ゆがみが少ないのです。

せん断能力

米松に比べ、約1.5tの差があります。
せん断試験の様子

JWOOD 5の性能

●JWOODはJAS認定品  

曲げ強度、煮沸はく離試験、減圧加圧試験、水平せん断試験、含水率、品質、積層数、接着剤の性能、無害性、反り、割れ、狂いなど、JAS(日本農林規格)のすべての規格に高レベルで合格したJAS認定品です。 

●JWOODは完全乾燥材

含水率8~10%の乾燥材であるため、ボトルや金具の緩みや仕口部の乾燥圧縮によるすき間がほとんどありません。 

●JWOODは品質が安定

JWOODは、原木の中心部や性質の悪い部分は取り除いたり、また分散させたりして使うので強度のばらつきが少なく、品質が安定。設計の信頼性を高めます。

●JWOODは有毒ガスを発生しない

フェノール樹脂接着剤はC(炭素)・H(水素)・O(酸素)から構成されています。よって燃焼しても、炭素(C)、二酸化炭素(CO2)、水(H2O)となり、有害ガス(塩素等)は発生せず、ダイオキシンの発生の心配もありません。また、ホルムアルデヒド対策も万全です。

●JWOODは強度のバラつきが小さい

一般の木材(ムク材)の強度は、含水率、節の有無、年輪の密度(構造材では7mm以下が望ましい)などの要因で、強いものもあるが、時には弱いものがありバラツキが発生。一般の集成材に比べ、LVL材のバラツキ係数は約1/3になります。

LVLの疑問について

「LVL」ってなに?

LVL材は、木材を2㎜~4㎜のシート状にしたものを、高圧でプレスした構造用単板積層材というものです。シートの繊維方向に平行して積層接着されるので、縦方向に対する強度が強くなり、構造用の軸材(柱・梁)に適しています。

普通の木材とどの程度、強度が違うの?

JWOOD-LVLは、一般的なムク製材に比べての約1.5倍の強度が確保されています。JASによる様々な耐久試験や、認定工場での製造や検査も義務付けられており、万全な管理で生産された木質材料です。構造材に狂いが生じると、住宅性能を高めるための高気密・項断熱施工も無駄になってしまうため、ぜひともLVLをお勧めします。

使用されている接着剤は人・環境に問題ないの?

接着剤にはフェノール樹脂が使用されています。このフェノール樹脂接着剤は、接着力も強く耐候性・耐久性に優れ、この接着剤を使用した合板は耐水合板として一般的な合板と区別されています。JWOOD-LVLの接着剤はホルムアルデヒドの放散量が極めて少ない、国内最高基準のFc0・E0でクリアした安全な材料を製造・供給しています。